三兄弟の真ん中は忘れ去られる存在？そのジレンマと気づき

これは以前に書いたかもしれませんが、私は三兄弟の真ん中に生まれました。

そして、昔から両親に違和感を感じることが多かったんです。

「私だけ軽く扱われているのではないか」と思う瞬間がたくさんありました。

でも、その違和感はきっと気のせいだろうと自分に言い聞かせていました。

ところが、時が経ち、あの頃感じていた違和感はやっぱり真実だったのだと気づくようになりました。

ネットでこの違和感について調べてみたとき、「三兄弟の真ん中は忘れ去られる存在になりやすい」という研究があることを知りました。

真ん中の子は、お兄ちゃん（お姉ちゃん）のようにリーダーシップを取る役割も果たせず、弟（妹）のようにかわいがられることもない。宙ぶらりんの状態に陥りやすいのです。

親の視線はどうしても上か下に集中しがちで、真ん中の子はその間で存在感を薄くされてしまうことがある。

それでも親は「公平に育てた」と言い張る。

そのジレンマが私を苦しめてきました。

「親がいるだけありがたいでしょう」という言葉をかけられることもあります。

でも、それがさらに私の心を締めつけるのです。

そう言われるたびに、「私の存在そのものが悪いのか？」と問い続けてしまうことがありました。

この記事を読んでいるあなたがもし三兄弟の真ん中で、両親の扱いに違和感を感じているなら、ぜひ知っていてほしいのです。

あなたのその感覚は、きっと正しいものです。

そして、自分自身を責めたり苦しめたりしないでください。

真ん中の子としての苦しさや悩みは、他の誰よりも深い誠実さを持つあなただからこそ感じるもの。

あなたは、空気を読むのが上手にならざるを得なかった子なのです。

どうか、その重みを抱えながらも自分を大切にしてください。