自殺について考える:例外がある場合
私は、自殺(自死)について肯定も否定もしません。ただ、例外があると考えています。
例えば、不治の病や原因不明の病気による激痛に苦しむ場合です。ただの痛みではなく、寝ることもできないほどの激痛で、医師からも「原因がわからない」と言われるような状況では、「頑張って生きろ」とは簡単に言えないのです。
実際の経験から考えること
私の知り合いに、乳がんで余命半年と宣告された方がいました。その方はキリスト教の信仰心が強く、結果的に5年間生き抜きました。信仰の力が大きかったのだと思いますが、それでもその期間は決して楽ではなかったはずです。
私が以前働いていた仕事先では、息子さんをリウマチで亡くした方の話を聞きました。その方の親族もまた同じ病気で苦しみ、最終的には痛みに耐えきれず、自ら命を絶ったという話もありました。どれだけ前向きで努力家であっても、耐えられない痛みがあるのだと感じました。
私自身の未来への不安
私もリウマチ予備軍であり、親族で膠原病で亡くなった人もいます。遺伝的な要因もあり、将来どうなるかはわかりません。今は落ち着いてはいるようですが。
痛みと向き合う選択肢
心の痛みも辛いですが、365日24時間続く身体の痛みは、時に生きる希望を奪います。そうした場合には、安楽死のような選択肢があっても良いのではないかと考えています。もちろん、これは簡単に結論を出せる問題ではありませんが、痛みから解放されることも一つの救いだと思います。
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