精神科や心療内科だけでは解決しない?患者目線で考える治療の現実
精神科や心療内科に通うことは、うつ病やメンタルの問題を抱える人にとって大切な一つの手段です。
ただし、それが絶対に助かる方法とは限らないことも事実です。
この記事では、患者の目線から見た治療の現実について考えてみたいと思います。
病院やクリニックで処方される薬が効果を発揮し、気持ちが楽になったり症状が改善されたりする人もいます。
そういう人は、「病院に行ってよかった」「治療に救われた」と言えるでしょう。
でも、全ての人がそうではありません。
薬が効かない人もいますし、カウンセリングに通っても効果を感じられない人もいます。
これは辛い現実ですが、認める必要があるのではないでしょうか。
精神科や心療内科が100%の特効薬を提供してくれるわけではなく、人間の心や脳の複雑な状態を完全に把握することは難しいのです。
もしも治療がすべてうまくいくなら、私自身、こんな文章を書いたりブログを立ち上げたりする必要もなかったでしょう。
楽しく暮らせているはずなのに、何かが心に引っかかっていて、どうにもならない。
それが脳の問題なのか、心の問題なのか、自分でもわからないのです。
ヨガ、瞑想、ウォーキング、サプリメント、自己啓発…。
いろいろ試してみても、なぜかうまくいかないこともあります。
そして、それに応えられない自分を責めてしまう。
「私なんて役に立たない」「生まれたときからどこか欠陥があるのかな?」「この世のためにならないから、生きていない方がいい」と思い込んでしまうループに陥ることもあります。
この記事を読んでいるあなたが、同じような悩みを抱えているなら、どうか知っていてほしいのです。
精神科や心療内科は一つの選択肢であり、それが全てではありません。
治療がうまくいかないことも、あなた自身の価値を否定する理由にはならないのです。
同じような想いを抱える人が、この記事を通じて少しでも共感や安心感を得られることを願っています。
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